卒業旅行に行った際の現地でのお役立ち情報として、現地通貨への両替について調べてみました。
手間を惜しまなければお得なレートで両替することも可能です。
筆者がこれを思ったのは香港に行ったときに空港と香港でレートが良くて有名な両替店で交換した時の差があまりに大きかったからです。
かかる手間も含めてどのような両替の仕方があるのか調べてみました。
また、そのほかにも卒業旅行で役立つ情報はこちらでまとめています。よかったら参考までにこちらもご覧ください。
通貨によって手数料が変わる
例えば、米ドルなどの流通量の多い主要通貨であれば手数料は安く済み、マイナーな通貨になるほど高くなる傾向にあります。国内大手銀行の為替レートで比較

大手国内銀行の為替レートで100,000円を交換した例で比較してみましょう。
用語の説明として、この場合の往復とは100,000円を外貨に換えて、またすぐに日本円に換えることを意味していて、片道とは日本円から外貨に換えたときのみを意味します。
米ドル
往復すると100,000円が94,418円になるので片道2,791円の手数料
ユーロ
往復すると100,000円が89,962円になるので片道5,019円の手数料
ポンド
往復すると100,000円が84,140円になるので片道7,930円の手数料
香港ドル
往復すると100,000円が69,434円になるので片道15,283円の手数料
このようにマイナーな通貨になるほど高くなっていきます。
なので、マイナー通貨ほど手数料が安くなるように工夫する価値が出てくるのです。
外貨両替の様々な方法
ここでは筆者が香港に行ったときに現地空港やちょっと怪しいビルにあるけどレートが良くて有名な両替商などで両替を行った経験をもとに考察していきます。空港で両替
利便性を考えるなら、空港でそのまましてもいいかと思いますが、上記のようにマイナー通貨ではかなりの手数料がかかるので、手間と手数料を天秤にかけて考えてみるといいですね。現地の銀行で両替
香港では銀行によってレートに違いがありますが、日本の銀行よりかなりよいレートでした。香港も物価は比較的高い方だと思うのですが、両替レートに関しては外国人観光客も多く両替需要が多いためなのか、比較的手数料がかからないですね。
現地の両替商で両替
店によって様々なレートがあるので注意が必要、良心的な店はかなりの良いレートを提示していますが、高いところでは日本の銀行並みのところもあります。この辺のいい店探しを筆者は結構楽しんでやっていました。
また、その他の注意点として、ごまかされないように計算がしっかり合っているかその場で金額をしっかり確認することも必要となります。
クレジットカードのキャッシングを利用
VISAやマスターのインターナショナルレートが1.6%ぐらいとかなりレートがいいなので有利ではあるが、手数料以外に利息もかかるのでそれも考慮する必要があります。その対策としてセディナカードやSBIカードなど繰り上げ返済が可能なカード会社のものもあるので、うまくすれば100,000円両替した場合の利息でも100~200円ぐらいで済む場合もあります。
FX会社を利用
FX会社の外貨両替をするとかなり手数料も安くなります。特にマネーパートナーズというFX会社は空港での外貨受け取りサービスも行っており、利便性にも気を配っています。
さいごに
以上のような選択肢がありますが、上から順に利便性が高く、その分手数料が高いという傾向があります。一概に手数料が安いからいいという訳でもなく、その分手間もかかるので、どの方法が自分にとって都合がよいのか考えた上で利用するのがいいかと思います。