海外旅行に行く際に役立つアイテムの1つとして挙げられるのがクレジットカードです。
高額な現金を持ち歩くのが不安なときなど、持っていて便利なことが多々あります。
学生でも既に持っている人もいるかもしれませんが、そのカードが海外旅行に向いているのかというところも踏まえて、海外旅行の利用に便利なクレジットカードについてご紹介したいと思います。
まずは、その特性からメリット・デメリットを見ていきましょう
ちなみにそれ以外の卒業旅行で役立つ情報を知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
クレジットカードの特性
メリット
・高額な現金を持ち歩かなくてもショッピングや食事ができる・付帯サービスとして保険がついているものもある
・外貨に両替えするときにレートが有利な場合が多い
・ホテルにチェックインする際に身分証として提示を求められることもある
・みんなで後に割り勘するグループ共同の支払いでの利用に便利
・盗難・紛失時に補償される場合がある
デメリット
・使えない場所がある・スキミングなどの被害に会う可能性がある
・簡単に使えるので後の支払いを考えず使いすぎてしまう
などなど、その特性を理解して上で利用したいですね。
では、次に加入に関して見ていきたいと思います。
学生でもクレジットカードを作れるの?
実は学生向けのクレジットカードを発行している会社は結構多いです。では、その要件を見ていきましょう。
要件
大学生、短大生、大学院生、専門学校生であれば作れます。ただし、上限に年齢制限がある場合もあるのでその辺は注意が必要ですね。
20歳未満であれば、申込書に親権者の同意欄があり、親の承認が必要となりますが、20歳以上であれば単独での申し込みが可能です。
審査
基本的に学生向けなので審査は通りやすい傾向にあるようです。収入欄の記載にアルバイトをしてなくて0とした場合でも問題なく通っているようです。
ただ、まれに親権者の信用情報(過去にカードや携帯電話の支払いの遅延があった場合など)によっては落ちるケースもあるようです。
発行できる枚数
複数のクレジットカードを発行することも可能ですが、数が増えてくると審査も通りにくくなり、利用限度額も下がってくるようです。ただ、ショッピングをするときなどカードの読み取りの調子が悪く使えなかったケースがあったり、VISAやマスター、JCBなどのブランドを揃えておくと対応できることもあるなど複数のカードを持つ方が有利ですね。
どんなカードを選べばいい?
年会費
スーパーやデパートなどが発行しているものは年会費を無料で発行しているところが多いです。ただ、その中でも永年無料のところもあれば、初年度のみ無料で2年目以降は年会費がかかったり、ショッピングなどで1度でも利用すれば無料になるところもあるので事前に確認する必要がありますね。
ブランド
VISAが世界でシェア№.1となっていて、マスターが№.2となっています。なので海外で使うとなれば最低でもその2社は揃えておくのが無難だと思います。
キャッシング枠
もし、現地通貨の引き出しをカードでするのであれば、キャッシング枠があるものに加入しないといけないですね。学生向けのものであれば、収入の面での考慮からショッピング枠のみしか設定のないものもあるので注意が必要ですね。
海外旅行保険の付帯
カードに付帯の保険を活用するのであれば、事前に確認しておきたいのは自動付帯なのか、利用付帯なのか
という点です。
自動付帯は旅行期間中いつでも補償が効いているというものなのですが、利用付帯はショッピングなどをしてカードを利用した時から補償が効き始めるというものなので自動付帯のものが安心です。
また、死亡保障のみでなく、けがや病気で入院した時の補償や万一の時に家族が駆け付けた時の費用(救援者費用)などの補償金額にも注意するのも大事ですね。