こんにちは、あべたんと申します。
40代の夫であり、2児の父親です。
家族は4つ年下の妻と長男、長女の
4人家族です。
住まいは富士山のふもとの山梨県です。
趣味は旅行、映画鑑賞です。
今の私たち家族の目標は毎年家族で海外旅行に行くことです。
もとから僕も海外旅行は好きなのですが、嫁の方がその思いが強く、家族で一緒に行きたい、嫁を連れて行ってあげたいと思っています。
嫁はもとからの大の旅行好きなのに、自分の思いとは裏腹に不運にもあまり旅行に行けてない現状なので、そんな嫁を旅行に連れて行ってあげたいという思いが根底にあり、目標になっています。
ここからのお話は嫁が僕と出会うまでのなんとも運がいいのか悪いのかわからない経緯です。
嫁は旅行をすることがとても好きでした。
それが高じて高校を出てすぐに旅行関係の専門学校に行き、目標は旅行会社に就職して旅行関係の仕事をし、趣味でも旅行をすることでした。
在学中、いざ就職活動をすることになり、順番に大手旅行会社から面接に行ったのですが、最終面接まで行ったところが何社かあったそうなのですが、惜しくもすべて最後には不採用になったようです。
そんな就職活動をしている最中のある日、同じ専門学校通う同級生の友達の家に泊まることになったのです。
ふと、その時目についたのが、その友人が請求した旅行会社ではない他業界の就職案内の資料でした。
嫁「何、この会社?」
友人「あれ、知らないの?大手で有名な会社なんだよ!」
そう、その企業は関西を発祥とする会社で、当時は業界で売り上げトップの最大手だったのですが、関東の田舎に住んでいる嫁はその存在を知らなかったのです。
嫁「ふ~ん、そうなんだ。でも、なんでこの会社の資料を請求したの?」
友人「あれ、この前、先生が旅行業界以外にも1社だけは面接に行くように言ってたけど、聞いてなかったの?」
嫁「あ、そうだっけ。ほかの業界に就職するつもりないから、ぜんぜん聞いてなかったよ。じゃあ、ほかの企業を調べるの面倒だから、私もこの会社受けてみよう!」
かくして嫁はこんな軽い気持ちでその企業に面接に行くことになったのですが・・・
普段から面接とかは超緊張して苦手なタイプなんですが、どうせ受からなくてもいいからとリラックスした気持ちで臨んだ面接は受け答えもスムーズで、普通では言いにくいこともはっきりと言えて、どうどうと挑めたそうです。
人間ってプレッシャーがかかってない時って、素の状態が出せて思いもよらない結果が出せることってないでしょうか?
まさに、嫁にとってはこの時がそうだったようです。
すると、あれよあれよという間に面接が進んでいき、なんと見事に内定をもらうことになったのです。
しかし、別に希望の業界でもなく行く気もなかったので本人はそんなに喜んでもいなかったようです。
一方、旅行業界の大手はすべて不採用となってしまい、中堅企業へ活動をシフトしているときでした。
ただ、一応内定をもらったので先生に報告をすることにしたようです。
嫁「先生、○○○○から内定をもらいましたよ。」
先生「え、本当??それはすごい!よかったよかった!」
嫁「あ、でも行く気ないですよ、ほかで内定をもらったら、辞退しようと思ってます。」
先生「いや、それは絶対だめだよ、絶対にいかなきゃ、もったいないよ」
嫁「でも、希望の職種に就きたいですから」
先生「いや、絶対ここに行った方がいいよ、大手だから待遇も全然違うから」
そうです。学校側としては生徒を大手企業に就職させることは、学校の実績としてはこれほどない重要なことだったのです。
そんな押し問答が続き、しばらくよく考えることにしたのですが、いい先生でもあったし、学校側からもさんざん説得されて、最後にはとうとうその会社に行くことに決めたそうです。
ただ、その就職した業種は嫌いでもないし、なにしろ全国規模のチェーン展開をしている会社なので、全国どこでも赴任する可能性があり、赴任先でそこの名所が見に行ける楽しみもあっていいかなと思っていたようです。
しかし、そんな淡い期待も軽く打ち砕かれることになるのです。
運がいいのか悪いのか、家から車で15分ぐらいのところにその就職した企業と同業で関東でチェーン展開していたところがあるのですが、その就職した企業がそこを吸収合併し、その近くの店舗もその就職した企業の1店舗となってしまったのです。
そして、なんと最初の赴任先はその近くの店舗ということになってしまったのです。
まあしかし、思惑も外れましたが、親元に住んでかえってお金も貯まるし、長期休暇には旅行に行けるからかえってよかったと思い、まあお金が溜まる2年目ぐらいから旅行に行こうと思っていたようです。
ところが、そこでも運命が大きく動き、なんとその赴任した店舗で僕と出会って、就職して1年が経つちょっと前ぐらいに僕と結婚することになってしまったのです。
しかし、新婚旅行ではこんな時しか休みをばっちり取ることができないということで思い切って、エジプトに行くことにしました。
晴れて海外旅行に行くことができたので、めでたしめでたしです。
しかし、嫁にはここでも強運なのかそうでないのかわからない出来事がありました。
新婚旅行に行くにあたって東京に服を買いに行ったのですが、バーゲンセールで歳末の福引が実施されていて、その1等賞がヨーロッパの旅7日間だったのです。
でも、そんな宝くじに当たるような奇跡なんて起こるわけないと思っていたのですが、
なんと欲がないときのくじってなぜか不思議と当たるもので奇跡が起きたのです。
見事1等を引き当てたのです。
こんなことは生まれて初めての経験だったようで、強運を感じられずにいられなかったようですが、そこでもまた運がいいのか悪いのかわからない出来事がおきました。
なんと、そのヨーロッパの旅の日程はまるっきり新婚旅行と重なっていてどうにもならず、結局その旅行には行けなかったのです。
まあ、それでも新婚旅行に行けたからよかったのですが・・・
それから、1年たってめでたく子宝にも恵まれ、嫁は会社を退職することになったのですが、嫁の実家近くに家を建てて、住み着くことにして、転職をしてと激動のように人生が動いていきました。
貧乏な生活を送りながら、なんとか節約につぐ節約をしたり、いろいろと工夫しながら(その辺の工夫のこともブログで書きたいと思います)、たまには旅行に行けたりもしています。
しかし、休みも長く取れず、いつももっと長く休暇とりたいなと思いつつ、日々頑張って嫁の夢をかなえるべく、家族の目標を達成すべく、今に至っています。